コラムを作成する画面には、アドバイスとして
「考え方:頭に浮かんだ言葉やイメージは?」
「感情:どんな気持ちになりましたか?」
と書いてあります。
しかし、『考え方と感情ってどう違うの?どうして考えは100文字書けるのに、感情は12文字までなの?』と疑問に思ったことはないでしょうか。
ここでは、考え方と感情を分けて書くコツを、少しだけご紹介したいと思います。
ゆううつパンダの例を見てみましょう。
パンダは、婚約していた恋人と別れてしまいました。
この出来事を初めてコラムに書いたとき、以下のようになりました。
パンダは、初めてのコラムを上手に書けています。がんばって書いたことで、自分がどんな状況で何を考え、何に悩んでいるのか、客観的に眺めることができました。
しかし実はこのコラム、1ランク改善することができます。
パンダのコラムは、どうやら考えと感情が混ざってしまっているようです。
頭の中にモヤモヤと思い浮かぶ文章です。
ちょうど、漫画の吹き出しに書かれるような「セリフ」をイメージしてください。
例:
「今朝、▲さんに無視されたから、きっと嫌われているんじゃないかな」
「このまま復職できなかったら、クビになってしまうんじゃないだろうか」
「悲しい」「不安」など、一言で書くことのできる「気持ちを表現する単語」をイメージしてください。
(コラム作成画面にある「感情」をあらわす言葉の例が参考になります)
例:「悲しい」「不安」「ゆううつ」
これを踏まえて、パンダが先ほどのコラムを書き直すと、こうなりました。
感情の欄に書かれていた「もう結婚できないと思う」「自分をダメだと思う」を考え方の欄にうつし、「不安で、絶望的な気持ちになった。後悔ばかり」を感情の欄へうつしました。
こうしてコラムを整理してみると
「XXな考えをもっているから」→「XXな気持ちになる」という、考えと感情の関係をスッキリ表すことができます。
ここまで出来たら、別な考え方を見つけてネガティブな感情を見直してみましょう。
別な考え方を見つけることで、ネガティブな気持ちの数値が少し下がりました。
こうして考え方のバリエーションを増やせると、ネガティブな気持ちも少しだけ変化します。